安斎勇樹
企業形成と研究活動を往復しながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について探求している安斎さんは、学びの何がどう変わろうとしているのか、変わりつつあるのか、変えていく必要があるのかということについての3つの点を指摘する。一つ目は、“答えを出す”ためから“問いを立てる”学習へ。二つ目は、“利き手を磨く”から“両利きになる”学習へ。三つ目が“個人の学び”から“集団の学び”へ。この3つは相互に関連しあっている。学びの考え方を変えていくことが必要だと語っている。
安斎勇樹
株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO
東京大学大学院 情報学環 特任助教

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。ウェブメディア「CULTIBASE」編集長。企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について探究している。主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』、『問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』などがある。
https://mimiguri.co.jp/